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2021.06.20

Zoom背景のおすすめは?営業・ブランディングに効果的な事例とアイデアを紹介

ZoomでWeb会議やウェビナーを開催する機会が増えているのであれば、バーチャル背景(壁紙素材)の活用がおすすめです。バーチャル背景を用意することで、リモート環境にこだわることなくWeb会議や商談ができます。また、ビジネスやプライベートなど、目的や相手に合わせて背景素材を変えることも可能です。

今回はバーチャル背景を活用するメリットや作成方法、またどのような使い方ができるのかを紹介します。もしバーチャル背景だけではなく、Zoomの収録・編集のコツを知りたい方はこちらの記事もあわせてお読みください。

最近バーチャル背景が注目を集めている理由

弊社ではZoomでの撮影や編集について、日々多くの問い合わせをいただいています。お客様との打ち合わせの中で、興味を持っていただけることのひとつがバーチャル背景(壁紙)です。バーチャル背景とは、Zoom画面上で、自分の背景に表示される画像のことです。

Web会議やセミナー、商談など、ビジネスシーンにおいてZoomを活用する機会は増えていますが、背景を有効活用しているケースは、まだそう多くはありません。弊社でも、さまざまな方とZoomで打ち合わせをしていますが、背景素材はみなさん多様です。背景を変えずに会議室やスタジオなど、実際に身を置いている空間を、そのまま背景にしている方も多い印象です。

その際には、Zoom会議の前に、慌てて部屋を片付けているということがあるかもしれませんね。それもバーチャル背景を使用すれば、そのような手間がなくなります。また、他にもさまざまなメリットがあるのです。

バーチャル背景を取り入れるメリット

バーチャル背景には、大きく分けて以下の2つのメリットがあります。

  1. ブランディングとして活用できる
  2. 場所を気にすることなくスケジュールにゆとりが持てる

順番に説明していきます。

バーチャル背景はブランディングとして活用できる

Zoomの背景は、会議やウェビナーの間中、常に相手の視界に入るものです。それもバーチャル背景であれば、自由にデザインできるため、自社のPR的な要素を入れることができます。

場所を気にすることなくスケジュールにゆとりが持てる

バーチャル背景を用意しておくと、在宅中でも背景を気にすることなくZoomを立ち上げやすくなります。「今日は休日にしたいけど、1件だけお客様との打ち合わせが入っている」という場合でも、ビジネスシーンに適したバーチャル背景を設定しておくことで、打ち合わせや会議に参加できます。休日でも趣味の登山をしている最中に、タブレットでZoom会議ができたという事例もあります。

打ち合わせ前後に予定が詰まっていても、Zoom会議にすればどこでも開催可能です。移動時間を短縮できるため、ゆとりを持ってアポイントをこなせます。

おすすめのZoomバーチャル背景のアイデア

Zoomのバーチャル背景のメリットを理解したところで、ここからはおすすめの背景のアイデアを紹介します。オリジナルのバーチャル背景は、パワーポイントやイラストレーターなどのソフトを使用して制作するパターンがほとんどです。

その際にはこちらの図の通り、企業名やイメージ、また理解を深めるための導線を背景に取り込んでおくと、ブランディング施策として有効です。

会社のロゴやキャッチコピーを入れる

たとえば、ウェビナーや対談・会議動画などをアーカイブとして残す場合、毎回同じ背景で撮影したほうが、後から見た時に統一感が出て、見やすいと思いませんか?どの動画でも使えるオリジナル背景を制作する際には、ぜひ企業のロゴやキャッチコピーを取り入れてみてください。

「このロゴと言えば、あの会社だ」「このキャッチコピーを使っているのは、あの会社だったな」と、印象づけるのに効果的です。バーチャル背景設計では、会社のロゴやキャッチコピーの挿入、また背景全体にコーポレートカラーの使用など、デザインや内容を自由に決められます。社内のメンバーが共通のバーチャル背景を使用することで、ぱっと見たときに企業のイメージが相手に伝わりやすくなります。

名刺のQRコードを挿入する

名刺のORコードを背景素材に設置しておくと、必要に応じて参加者のスマートフォンからデータを読み込み、ダウンロードしてもらえます。会社名や自分のプロフィール、アピールポイントなどをすべて画面に表示すると、見た目がごちゃごちゃした印象になりますよね。

それもQRコードであれば小さなスペースに貼付でき、カメラ機能で読み込めば詳細ページに飛んでもらえるので、大変便利です。そのため、Zoomのバーチャル背景では名前など、必要最低限の情報のみを公開して、詳細はQRコード経由で確認してもらうといいでしょう。

会社の公式サイトURLやSNSのアカウントなども、自分でメモを取るのは手間ですが、QRコードを備えていれば、スムーズに指定のページにアクセス可能です。

自分の個性が伝わる背景にする

会議室やオフィスの背景は人気ですが、人によっては無機質と感じるかもしれません。しかし、在宅やリモートワークでZoomを使用する場合、自宅や店内の風景が映らないようにしたいと思うこともあるでしょう。そのようなときには、好きな場所や風景の写真を背景に使用すると、簡単に好みのイメージを演出できます。

風景だけではなく、好きなミュージシャンやおしゃれなインテリアなどを背景に取り入れて、自分の興味関心ごとを伝えるのもおすすめです。「画面に映っているのは、○○の写真ですね。私も好きなんですよ」などと参加者が関心を持ってくださり、それが会話の糸口になることもあります。

また、自社のエントランスやコワーキングスペース風の写真などを使って、オフィス感を演出するのも良いでしょう。編集技術によって、まるで本当にそこにいるかのような演出も可能です。

パワポスライド内に登壇者を入れてプレゼンする

Zoomでは、バーチャル背景の画像をパワポのスライドに設定することが可能です。スライドをバーチャル背景として設定することで、登壇者はスライドを指しながら説明ができるようになります。このようにすることで参加者も、説明箇所を見失うことなくプレゼンに集中できます。

バーチャル背景としてスライドを設定する方法やポイントについては、こちらの記事からご確認ください。

見栄えのよいバーチャル背景を作るテクニック

バーチャル背景は、作り方によってクオリティが変わってきます。せっかく作るなら、きれいで読みやすい画面を演出したいものですよね。そのためには、たとえばクロマキーと呼ばれる、撮影時に使用するグリーンのバックシートを活用してみてはいかがでしょうか。

これは文字通り緑色のスクリーンのことで、撮影した被写体とバーチャル背景を違和感なくなじませることができます。グリーンバックを使用する際には背面側の壁などに貼って、Zoomウェビナーなどの撮影を開始しましょう。Zoomの機能(※使用できないバージョンもあり)を使って、好みの背景を組み合わせると、背景と人物がきれいになじみます。

弊社が使用している折りたたみ式のクロマキー(上記写真)はこちらから購入できます。

他にもあるZoom動画の編集ポイント

撮影したZoom動画はその場限りではなく、アーカイブとして残しておくケースが増えています。映像コンテンツはこれからも需要が増えていくと思われます。そのため、今回紹介したバーチャル背景の活用をはじめ、撮影段階での見せ方・伝え方の工夫や、収録した映像のわかりやすい編集を意識して、長期的に活用できるコンテンツを残していきましょう。

長期的に活用できる映像コンテンツにするためにやっておきたいこと

  • バーチャル背景の制作と設定
  • 話の内容に沿ったテロップの挿入
  • チャプターごとのタイトル付け
  • 収録したウェビナーのアーカイブ公開
  • Zoom画面をキャプチャーしてプロフィール写真に活用
  • YouTubeへの投稿、タイトル・タグ設定など

株式会社ジムでは、Zoomウェビナーや会議の撮影はもちろん、Zoom使用に関する事前フォロー、収録サポート、編集、そしてアーカイブ制作まで、トータルで請け負っております。Zoom動画のアーカイブ配信によるブランディングをお考えの方は、ご質問・ご相談などをお気軽にお問い合わせください。

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