GYMが発信するコラム

2022.10.26

Facebook動画広告を使ってLPへのコンバージョンをあげる秘訣

国内利用者の多いFacebookの動画広告は、自社のLPなどへ集客する方法として非常に影響力のある方法です。しかしながら、ターゲットに沿った動画の制作がおこなえていないと、動画広告としての効果を思うように発揮できません。

この記事では実際にFacebookで動画広告を運用した例を元に、Facebook動画広告の種類や規格・費用対効果・広告の効果を発揮するためのポイントを紹介していきます。正しい知識をもって動画広告を運用することで結果が出せるよう、ぜひ参考にしてください。

Facebook動画広告の種類は4つ


Facebook動画広告とひとくちに言っても、大きく分けて以下の4種類の広告方法があります。

  • フィード広告
  • リール広告
  • ストーリーズ広告
  • インストリーム広告

Facebookのタイムラインに流れるのか・リールなどのコンテンツに流れるのかなど違いがあり、広告できる場所によってアプローチできるターゲット層や動画の規格が異なるのが特徴です。

4種類のFacebook動画広告について、それぞれの特性や推奨されている規格を解説します。

フィード広告

フィード広告は、Facebook中央にある近況・動画・ニュースなどが投稿される「タイムライン」に再生される広告です。ホーム画面の基本となるタイムラインに広告を流せるため、利用者の目につきやすくクリックまでの動線がスムーズなのが特徴です。

〔フィード広告の規格〕
・ファイル:MP4、MOVまたはGIF
・アスペクト比:1:1、または4:5(モバイルの場合のみ)
・最大サイズ:4GB
・秒数(長さ):1秒~241分

リール広告

リールとは、モバイル向けに、縦向き・フルスクリーン・エンタメ要素の高い動画を投稿できるコンテンツ。リール広告は、このFacebookリールコンテンツで再生される動画広告のことです。エンタメコンテンツを閲覧しているあいだに広告も流れるため、一見して広告だと認知されづらく自然に閲覧されやすい特徴があります。

〔リール広告の規格〕
・ファイル:MP4、MOV
・アスペクト比:9:16
・最大サイズ:4GB
・秒数(長さ):0秒~30秒

ストーリーズ広告

Facebookストーリーズは、モバイル向けのコンテンツ。友達のストーリーズ投稿をみているあいだに表示されるのが、ストーリーズ広告です。縦型・フルスクリーンのため、スマートフォンユーザーへのインパクトが大きくなりやすいのが特徴となります。

〔ストーリーズ広告の規格〕
・ファイル:MP4、MOVまたはGIF
・アスペクト比:9:16
・最大サイズ:4GB
・秒数(長さ):1秒~2分

インストリーム広告

インストリーム広告は、コンテンツを配信している事業者やデジタルクリエイターなどの動画視聴中に流せる動画広告のことです。流れてくるメイン動画を60秒以上視聴したあとにのみ表示されます。目的をもって動画を視聴している利用者に対しての広告になるため、視聴時間が長くなりやすいのが特徴です。

〔インストリーム広告の規格〕
・ファイル:MP4、MOVまたはGIF
・アスペクト比:16:9~1:1
・最大サイズ:4GB
・秒数(長さ):5秒~10分(動画の目的により、長さの上限は異なる)

Facebook動画広告にかかる費用

動画広告を掲載したい企業側は「予算の設定」が可能で、広告にかける合計の金額を設定できます。設定した予算を超える費用を請求されることはありません。予算の最低金額は広告に関するさまざまな情報を考慮して算出され、設定時には最適な結果を得られるであろう「おすすめの金額」も明示される仕様です。

予算は必ずしもすべてを使い切ってしまうというわけではなく、獲得したクリックまたはインプレッション数などで課金(料金請求)をおこないます。課金方法は広告主が設定でき、以下のとおりです。

CPM|1,000回表示されるごとに課金

CPMは、広告が1,000回表示されるごとにかかる費用を指します。オンライン広告業界でコストパフォーマンスを計る際の指標としてよく使われる方法です。インプレッション単価とも呼ばれ、多くのFacebook動画広告で設定が可能です。

  • 〔CPM計算方法〕予算÷広告の表示回数×1,000

CPC|ワンクリックごとに課金

CPCはリンククリック方式とも呼ばれ、動画広告が1回クリックされるごとに発生する費用のことです。クリックされない限りは予算が発生しない方法ですが、設定できる広告は少なめです。

  • 〔CPC計算方法〕予算÷クリック数

ThruPlay|15秒または最後まで視聴で課金

FacebookではThruPlayという方法もあり、動画広告が「15秒以上」または15秒未満の動画は「最後まで」再生されると、課金されます。

フェードアウトやクレジットロールに差しかかると動画の視聴をやめる人が多いため、最後までの定義は「97%まで視聴されたら」と、Facebookの運営会社であるMeta Platforms, Inc.によって定められています。

Facebook動画広告の表示はオークションで決まる

Facebookの動画広告は、利用者に広告を表示する機会があるたびにオークションが実施され、表示される広告が決まります。オークションの評価は「広告の価値」によって決められることになり、肝心な広告の価値は以下の3項目で判断されます。

  • 入札価格:広告主が広告に対して設定した入札価格(予算)
  • 推定アクション数:利用者が広告をみてアクションを起こす可能性
  • 広告品質:利用者の行動(非表示やフィードバック)・低品質な広告の特徴などで判断

これら3つの項目を全体的に評価し「一番価値が高いと判断された広告」が、オークションを勝ち抜く仕組みです。

【実例】Facebook動画広告の結果!LPへの流入が約10倍に増加

今回は弊社が運営する「ドローン撮影サービスサイト」への流入を目的に、5種類のFacebook動画広告を制作しABテストをおこないました。実施内容は以下のとおりです。

  • 掲載場所:タイムラインに表示される「フィード広告」
  • 課金方法:インプレッション(1,000回表示ごとに費用発生の方式)

広告費およそ10万円をかけた結果、Facebook動画経由でのLP流入は広告を出していない前週に比べて約9.7倍・1件20万円の案件の問い合わせを6件獲得。そのうち3件が受注となりました。広告費10万円で売上60万円の結果となりましたのでROAS(広告の費用対効果)として600%の、好成績を残しました。

出稿についての詳細な概要・目的は、以下にまとめて紹介いたします。

〔Facebook動画広告:出稿の目的〕
弊社運営のドローン撮影サービスサイト「ドローン東京」Webサイトへの流入を増やすこと

〔Facebook動画広告:出稿の概要〕
・期間:2021年1月18~25日
・媒体:Facebookフィード広告
・本数:5本
・KPI:Webサイトの流入数
・予算:約10万円

〔Facebook動画広告:ターゲット詳細〕
・地域:日本
・年齢:22~55歳
・性別:すべての性別
・詳細設定(興味・関心):グラフィックデザイン・デジタルマーケティング・マーケティング・ソーシャルメディアメーケティング・建設・ビジネス・ウェブデザイン・ディスプレイ広告・広告・ソーシャルメディアまたは建築
・詳細設定(業種):ITや技術・アート・エンターテイメント・スポーツ・メディアまたは建築・工学

〔ROAS(広告の費用対効果)〕
・広告費:100,000円
・受注金額:600,000円
・ROAS:600%

5種類の動画それぞれの概要

ターゲットにどのような内容の動画がヒットするのかを探るべく、訴求内容・動画の長さ・動画のシーン・デザインの違う5本を制作。ABテストをおこないます。

5種類すべての動画タイプ概要と運用結果は、以下となりました。

〔タイプ1:撮影実績を訴求〕
・特徴:東京の各所でドローン撮影した実績写真と、特長4つをテキストで記載
・秒数:30秒
・シーン数:10シーン

結果は以下となります。

・リンクのクリック:391回
・動画再生回数:54,031回
・クリック単価:54円
・平均再生時間:2秒

 

〔タイプ2:3つの特長を訴求〕
・特徴:「写真」「特長を記載したテキストの画面」を交互に表示
・秒数:30秒
・シーン数:10シーン

結果は以下となります。

・リンクのクリック:310回
・動画再生回数:66,705回
・クリック単価:68円
・平均再生時間:1秒

 

〔タイプ3:選ばれる理由ベスト3を訴求〕
・特徴:ドローン東京が選ばれる理由を3位から1位まで順に表示
・秒数:31秒
・シーン数:8シーン

結果は以下となります。

・リンクのクリック:262回
・動画再生回数:30,454回
・クリック単価:80円
・平均再生時間:3秒

 

〔タイプ4:東京湾ドローンを訴求〕
この動画広告は平均の視聴秒数が2秒でほかと変わりない割に、クリック率がよいという結果でした。

・特徴:東京湾というキーワードを軸に、写真とテキストで広告を表示
秒数:24秒
・シーン数:5シーン

結果は以下となります。

・リンクのクリック:394回
・動画再生回数:39,618回
・クリック単価:53円
・平均再生時間:2秒

 

〔タイプ5:マイクロドローンを訴求〕
こちら動画広告は「クリック率・クリック単価・平均の視聴秒数」について、制作した5種類の中でもっともよい結果を残しました。

・特徴:マイクロドローンのキーワードで、臨場感あふれる場面とテキストを表示
・秒数:18秒
・シーン数:6シーン

結果は以下となります。

・リンクのクリック:873回
・動画再生回数:14,185回
・クリック単価:24円
・平均再生時間:6秒

Facebook動画広告の結果8日間で2,230件の流入を獲得

結果を見てもわかるように、動画広告を出した月の新規訪問は95%。出稿期間中だけで2,230件の流入があったうえ、アクセスがない日はゼロです。広告を表示していた期間中、一日で約400件のクリックが確認できた日もあり、Facebook動画広告からの流入効果を証明できる結果となりました。コロナ禍で撮影の案件が激減した中で、とてもありがたい結果でした。

 

クリック率が高い動画広告について考察

5種類の中でも1番クリック率が高い動画は「マイクロドローン」について訴求している動画。次いで「東京湾」を訴求している動画です。弊社クリエイティブ専門チームで考察したところ、2つの動画広告には以下の共通点を発見しました。

  • 1シーン目で「マイクロドローン・東京湾」など、具体的なキーワードが盛り込まれている
  • 全シーンがワンキャッチ・ワンビジュアルのシンプルな構成になっている

動画の平均視聴秒数からも考察できるように、とにかく1シーン目(2秒間)が勝負!さらには、具体的なキーワードによって利用者の頭の中にイメージが沸きやすく興味をそそる結果、クリック率の上昇につながったと考えられます。

Facebook動画広告の成果につながる3つのポイント

5種類のさまざまなアプローチ内容で動画広告を運用した結果、Facebook動画広告で成果を出すためのポイントが見えてきました。

はじめの2秒で勝負する

Facebookの特性から考えて、利用者は表示されている投稿について次々に見進めることが可能。事実として、今回検証した5つのFacebook動画広告は平均視聴秒数「約2秒」でした。

「はじめの2秒で勝負する」と心得て動画広告の制作をおこなえれば、利用者の目をひきやすい動画広告になると考えられます。顕著ニーズのある利用者だけでなく、潜在的なニーズがある利用者まで幅広い顧客層に興味をもってもらうことも可能でしょう。

具体的なキーワードで興味をそそる

「(1)いい動画が撮れます」と「(2)マイクロドローンだから、撮れる映像がある」なら、より具体的に情景が思い浮かぶのはどちらでしょうか。(2)の“マイクロドローン”のように、的を絞って具体的なキーワードを使っているほうだと思います。

「利用しているイメージが浮かび、ワクワクしたり前向きな気持ちになったりすること」が、興味をもってクリックしてもらえる動画制作の秘訣。イメージしやすい具体的なキーワードを心掛けると、成果につながっていくでしょう。

訴求するターゲットを明確にし施策を練る

自社企業で訴求したい製品などのターゲット像を明確にすることが、動画広告を制作するうえで非常に大切なポイントとなります。ターゲット層については、以下を参考にし明確化を進めてみてください。

  • 年齢
  • 性別
  • 在住地域
  • 職業
  • どのようなものを欲しているか

極端な例ではありますが……男性向けのオーダーメイドスーツの広告をしたいのに、字体があまりにポップだったり、出来上がりのスーツのイメージがなかったりすれば、ターゲットにヒットしにくい動画広告となる可能性が高まります。見当違いな動画を作っても、広告費用がかかるだけで訴求効果は見込めないと理解しましょう。

「動画パスポート」なら1本1万円~だから“Facebook動画広告”のABテストがしやすい

Facebook動画広告での宣伝は「流入が通常の約10倍になる」など、LPへの集客動線として効果が見込めることが実際の運用結果からわかりました。しかしながらFacebook動画広告の効果を最大限に得られるには、Facebook上での動画広告という特性を理解し“ターゲット層に刺さる動画広告”を作成する必要があります。

「よくわからないまま運用してみたけれど、結果が伴わなかった」として広告費が無駄になるのは、企業として避けたいところです。

ここはぜひ「動画パスポート」でどんな動画広告がターゲットに刺さるのか試してみませんか?

〔動画パスポートにおまかせいただくメリット〕

  • 低コストで制作可能(1本1万円~)
  • 1本1万円だからABテストがしやすい
  • 1,000種類以上のテンプレートから選べる
  • 素材選びからすべてを専門スタッフにまかせられるプランもある

実際にFacebook動画広告を運用した経験から、実例を元に動画作成のプロへ相談が可能。低コストで動画制作ができABテストをおこないやすいことで、ターゲットに“より効果的な動画”を調査しやすい環境も整っています。

Facebook動画広告からランディングページへの集客を効果的におこないたいなら、ぜひ一度動画パスポートを運営している株式会社ジムへご相談ください。

GYMはクライアントのブランディング活動のために
クリエイティブの領域でソリューションを提供します。
下記のような課題がありましたらお気軽にお問い合わせください。

  • 商品・サービスの
    ブランディングを確立して
    ユーザーに発信したい
  • どのように伝えれば
    ユーザーのココロに
    届くだろうか?
  • 事業や経営に沿った
    クリエイティブがほしい
Return Top