定額制でデザイナーに制作依頼し放題
デザインのサブスクサービスとは?
この記事の目次
製品やサービスなどを一定期間利用できる権利に対して定額制で代金を支払うサブスクリプション(サブスク)は、さまざまな商品やサービスが提供されています。
今やクリエイティブ業界もサブスクの時代で、デザインが定額制で制作依頼し放題。パンフレットやチラシ、DM、Webバナーなどの制作に対して、「自社で制作をしているが社内デザイナーの負担が大きい」「外部委託のデザイン制作に時間もコストもかかり過ぎている」といったお悩みを解決する方法として注目を集めているのが、デザインのサブスクサービスです。
そこで、この記事では、デザインのサブスクサービスについて、メリット、デメリット、どんな会社に向いているのか、おすすめの定額制デザインサービスをご紹介します。
サブスクのデザインサービスとは?
デザインのサブスクとは、月額で契約した料金で、印刷物や企業・店舗ツール、ノベルティ、Webバナーなどのデザイン制作を依頼し放題のサービスです。
さまざまなデザイン会社がサブスクサービスを提供していますが、1ヶ月あたりの料金の相場は5万円~6万円程度。サービスの内容によって3段階くらいの料金設定になっている場合が多く、デザインもコピーもすべて依頼すると月額15万円以上。1ヶ月だけ頼んで終わり、という発注はできず、お試し期間を除いて、最短でも半年から1年間程度の契約期間が決められています。
さらに気をつけなくてはいけないのが、一度に複数の案件を同時進行することはできません。たとえば、チラシ1点のデザインを依頼した場合、まずデザイン1案が提供され、校正まで完了した段階で、次の案件の依頼ができるというシステムになります。1案件10日間程度で校了すれば1ヶ月で3案件の制作物が完成しますが、1案件に2週間かかれば1ヶ月2案件になるので、納品までの期間の目安は、契約時に確認しておきましょう。
デザインのサブスクサービスを利用するメリットは?
定額でデザイン依頼をすれば、コストダウンしたうえで、定期的に印刷物やWebバナーなどを制作し続けることができるメリットがあります。案件が発生するたびに外部のデザイナーに見積り依頼や・社内の稟議決済をする必要もありません。必要なときにサッと依頼できるという便利さが最大のメリットです。
デザイン制作料を大幅にコストダウンできる
たとえば1ヶ月で3点の販促物を制作する場合、今まで1案件ずつ依頼していて、リーフレット7万円、ポスター5万円、チラシ3万円で合計15万円のデザイン料がかかっていたところ、月額5万円の定額サービスで1ヵ月間に3案件の制作を依頼できれば10万円もコストダウンできます。
さらに、定額で予算が決まっているから、修正が増えても料金が増える心配もありません。
定期的にチラシやWebバナーを制作することができる
毎月3本のチラシを作っている、毎月2~3本のWebバナーを上げている、といったルーティン化している制作物がある場合、定額サービスの契約をしていれば発注先に困ることはありません。サブスクなら、デザインを依頼する権利があるため、発注したときに「今月は忙しくて対応できません」「今回は納期が遅くなります」などと断られることがないのです。
1案件ずつなら、いつでもデザイン依頼をすることができるので、たとえば急にチラシを作ることになった、という場合も、契約した納期の範囲内なら追加料金もかかりません。
社外でプロのデザイナーに常駐してもらえる
社内デザイナーの人手は足りないけれど、新規で雇用するまでもない、という場合、デザインのサブスクサービスを契約していれば、社外にプロのデザイナーが常駐しているのと同じ体制になります。専任デザイナーといつでも直接メールやチャットなどでやりとりができるため、細かい意図が伝わりにくい、という心配も少なくなるでしょう。
社内デザイナーを新規採用すると、給与だけでも月20万円以上かかるところ、月額5万円のサブスクでデザイン業務を賄うことができれば、大幅なコストダウンになります。社内デザイナーの業務負担も軽減され、費用以外のメリットも大きいですね。
デザインのサブスクサービスを利用するデメリットは?
デザインサブスクは、企業ニーズに合えば、とても便利でお得なサービスですが、依頼者と受託者の意図が異なったり、うまく利用できないと、たとえ月額5万円でも無駄な経費になってしまうデメリットがあります。
契約期間内は解約ができない
定額制のデザインサービスは、1ヶ月単位の契約ができない会社がほとんどです。一般的なのは、半年もしくは1年単位の契約期間が定められていて、契約満了になった時点で、更新するか、契約を終了するかを決めます。
契約してしまってから、デザイン会社のクオリティに満足できない、テイストが合わなかった、定期的に依頼する制作物がなかった、といった場合にも、契約期間中は月額料金を支払い続けなければいけないので、契約前にしっかり確認することが大切です。
利用しなかった月も支払いが発生する
たとえば契約した最初の月は3案件の制作依頼をしたものの、翌月の1ヶ月間は依頼するものが1件もなかったとしても、契約期間中は毎月定額で料金を支払わなくてはなりません。1ヶ月間、発注しなかったからといって、その翌月に一度に2案件の依頼をしたり、契約期間を無料で1ヶ月延長することもできません。
契約している期間は、デザイン制作依頼をしないと単純に損をしてしまうのです。
ある程度のデザイン知識が求められる
月額5万円~6万円のリーズナブルなプランの場合、まったくゼロの状態からデザイン制作依頼をすることはできません。手書きでもPowerPointでも何でも構いませんが、ラフイメージと写真などの素材、コピー原稿、テイスト見本を用意する必要があるため、ある程度はデザイン経験がある人でないと発注しにくいのです。
基本的に1案件に対して、デザインは1案のみ。何案か出してほしい、ラフがなくてもデザインしてほしい、コピー原稿も書いてほしい、といった注文がある場合は、内容に応じて月額の料金が10万円、15万円とアップするので注意しましょう。
デザイナーとの打ち合わせは、メールかチャットが大半。オンラインや対面で直接打ち合わせをすることは少なく、融通が利かないというデメリットもあります。
おすすめのデザインサブスクサービスは?
さまざまなデザインサブスクサービスがある中、株式会社ジムでも、月額5万円からの定額制クリエイティブサービス「デザインパスポート」を提供しています。専任のデザイナーが担当しますので、お客様の意図をくみやすくなり、知見も貯まるため、業務効率とクリエイティブ品質ともに高まります。
株式会社ジムは、創業40周年を迎えたデザイン事務所で、販促物に限らず、ありとあらゆるデザインを手がけてきた経験豊富なデザイナーが揃っているため、デザインのクオリティーが高いと好評です。お客様のニーズを的確に理解したデザインをご提案しています。
デザインのサブスクサービスをおすすめしたい会社
①デザイン制作費用のコストダウンを考えている
②案件ごとに見積りを取り、稟議にかけている
③定期的にデザイン業務を外部に発注している
④制作物の案件が増えている
⑤社内デザイナーの残業を減らしたい
⑥デザイナーの採用がうまくいかない
⑦デザイナーと直接やりとりしたい
ひとつでもあてはまったら、確かなメリットがあります。
月額5万円~の「デザインパスポート」とは?
株式会社ジムの「デザインパスポート」は、定額で販促物のデザイン・制作・修正が依頼し放題のサービスです。お客様のニーズに対応して3つのクラスをご用意しています。
①「エコノミークラス」12ヶ月コース月額5万円(税別) 3ヶ月コース月額6万円(税別) コスト重視で、ラフイメージやコピー原稿をご自身で作成できるお客様向け。
②「ビジネスクラス」12ヶ月コース月額8万円(税別) 3ヶ月コース月額9万5000円(税別) コピー原稿は書けるけれど、デザインはラフからプロにお任せしたいというお客様向け。
③「ファーストクラス」12ヶ月コース月額15万円(税別) 3ヶ月コース月額17万5000円(税別) コピーもデザインも、すべてプロにお任せしたいというお客様向け。
「デザインパスポート」でデザイン制作ができるもの
Web系
・Webバナー ・Web用画像 ・YouTube用サムネイル、素材 ・ランディングページ
印刷物/企業ツール/店舗ツール/ノベルティ
・リーフレット ・パンフレット ・会社案内 ・社内報 ・ポスター
・パネル ・折り込みチラシ ・DM ・年賀状 ・暑中見舞いハガキ
・POP ・看板 ・のぼり ・ロゴマーク ・名刺 ・封筒 ・クリアファイル
・クーポン券 ・スタンプカード ・メニュー表 ・プライスカード
・Tシャツ ・うちわ ・ステッカー ・カレンダー
※月額の料金によって、制作できるものが異なります。
デザインパスポートのサービス紹介や詳しい内容は下記よりご覧ください。